こんにちは。今日ご紹介するのは、『果実の揺り籠2』です。
サークル「Surface Tension」が手がけたこの作品、ジャンルは純愛・百合・同棲・幼なじみといった、どこかやわらかくてあたたかいキーワードが並んでいますよね。読む前からもう、ふわっとした空気が漂ってくるような感じがしませんか。
この作品の中心にあるのは、女の子同士の、ゆったりとした時間の流れる日々です。幼なじみというのは、なんとも特別な距離感ですよね。長い時間をともに積み重ねてきたからこそ生まれる、言葉にしなくても伝わるもの、目が合うだけでわかってしまうもの、そういった繊細なつながりが、このマンガには丁寧に描かれています。
同棲というシチュエーションも、この作品の大きな魅力のひとつです。毎日の朝ごはん、夜の他愛ない会話、ふとした瞬間に感じる相手のぬくもり。そんな「特別ではないけれど、かけがえのない日常」が、ページをめくるたびにじんわりと心に沁みてきます。百合作品が好きな方はもちろん、純愛もののやわらかい読み心地が好きな方にも、きっと刺さるはずです。
お姉さん系のキャラクターが登場するのも、この作品の見どころのひとつ。包容力のある雰囲気と、巨乳・爆乳という外見的な華やかさが組み合わさって、絵としての満足感もしっかり確保されています。Surface Tensionらしい、読んでいて目が喜ぶような画力も健在で、キャラクターたちの表情や仕草のひとつひとつに温度を感じられます。
気になる評価について触れておくと、13件のレビューで平均4.77点という数字が出ています。これは決してボリュームの多い件数ではありませんが、だからこそ、実際に手に取って丁寧に読み込んだ方々の声が反映されている数字とも言えます。107本の販売実績とあわせて考えると、一定の読者層にしっかりと届いて、確かな爪跡を残している作品だということが伝わってきますよね。
この作品を読む時間に向いているのは、たとえばこんな場面でしょうか。
同棲生活と純愛と百合が交差するこの作品は、派手な展開で読者を引っ張るタイプではなく、ページをめくるたびにすこしずつ、登場人物たちへの愛着が積み上がっていくような読み味です。読み終えたとき、なんとなく自分も誰かのそばにいたくなる、そんな気持ちになれる一冊です。
Surface Tensionという作り手の名前を頭の片隅に置いておいて、ぜひ手に取ってみてください。あなたの読書時間に、やさしくて甘い余韻をきっと残してくれるはずです。
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