こんにちは。今日ご紹介するのは、『身売り少女』です。
Playmeowさんが手がけた、スマホ向けのアダルトアドベンチャーゲームになります。販売本数は1,754本、評価は94件の声をもとに4.12点という数字が示されていて、多くの方に受け取られてきた作品だということが伝わってきますよね。
物語の主人公は、夏樹という一人の少女です。貧しい家庭に生まれながらも、病気を抱えた弟をなんとか支えながら日々を生きていた彼女が、ある日突然悪人たちに攫われてしまいます。監禁された薄暗い部屋の中で、理不尽な生活を強いられる——そんな絶望的な状況が、このゲームの出発点です。
ただ、夏樹はただ耐えるだけの女の子ではありません。彼女は自分を取り巻く人間たちを観察し、少しずつ情報を集め、出口を探し続けます。何度抵抗しても押しつぶされそうになりながら、それでも「弟に会いたい」「この組織を一掃したい」という気持ちを手放さない。そういう芯の強さが、プレイしているうちにじわじわと胸に響いてくるんです。
ゲームは大きく2つのパートに分かれています。最初のパートは監禁生活の中での日々の描写が中心で、夏樹が暗闇の中で希望の欠片を探していく場面が積み重なります。続くパートでは、AVG(アドベンチャーゲーム)的な要素がより色濃くなり、プレイヤーが夏樹として選択・行動しながら物語を進めていく形になります。
真由美、鳥山、龍馬、そして社長という4人のメインキャラクターそれぞれの好感度を稼ぎながら、裏社会の秘密を少しずつ手繰り寄せていく過程は、ただの刺激的なゲームというより、じっくり読み込める読み物としての魅力もしっかり持っています。シナリオの文字数は12万字以上という充実ぶりで、読み応えは十分ですよ。
グラフィック面も見ておきたいところです。基本CGは24枚ながら、差分は300枚以上という密度で用意されています。フルCGモードをオンにすることで、HシーンのCGを自由に閲覧することもできるようになっています。スマホ向けらしくワンクリックで操作できる設計になっているので、操作に慣れていない方でも入り込みやすいですよね。
エンディングは全部で5通り。夏樹が最終的にどこへたどり着くのか、どのルートを選ぶかによって物語の着地点が変わってきます。繰り返しプレイしながらすべてのエンドを見届けたくなる、そういう引力がこのゲームにはあります。
もう一点、少し珍しい特徴として触れておきたいのが多言語対応です。テキストは日本語をはじめ、英語・繁体字・簡体字・韓国語・タイ語・ドイツ語・フランス語・ロシア語・スペイン語・ポルトガル語・トルコ語と、実に12言語に翻訳されています。音声は日本語ですが、世界中のプレイヤーに届けようというサークルさんの姿勢が感じられます。
夏樹が媚薬と屈辱にまみれた日々の中で、それでも前を向き続ける姿は、単なる刺激を超えたところに物語の核心があります。4.12点という評価は、そうした手応えをしっかり感じ取ったプレイヤーたちの声の積み重ねでしょう。
今日のご紹介はここまでです。夏樹の物語、ぜひその結末をご自分の手で確かめてみてください。
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