こんにちは。今日ご紹介するのは、『【スマホ版】ノロワレ島 ~ 噛まれたらもうおしまい ~』です。
孤島、という言葉には独特の引力がありますよね。日常から切り離された場所、逃げ場のない空間、そこで何かが起きたとき——そんな想像をするだけで、胸の奥がざわつく感じがしませんか。サークル「Hige to deko」が手がけた本作は、そんな孤島サバイバルの恐怖と興奮を、スマホの画面いっぱいに詰め込んだ作品です。
物語の始まりはごく普通の合宿の設定から。オカルト研究部の面々が選んだ合宿先は、少し変わったとある孤島です。長い航海を経て島に辿り着いた彼女たちを待ち受けていたのは、大きな牙を持つ化け物の集団でした。一瞬にして崩れ去る日常、散り散りになる親友や仲間たち。「この島から脱出できるのか」という問いがプレイヤーの心に重くのしかかってくる、緊張感に満ちたオープニングから物語は幕を開けます。
本作の大きな魅力のひとつは、個性豊かな4人のヒロインたちです。主人公の月島瑞葉は剣道部員で、クールかつ気が強い性格の持ち主。「来るなら・・斬るっ!」という台詞がそのままキャラクターを体現していますよね。彼女の親友である東雲真由はオカルト部員で、明るく真面目なムードメーカー的存在。瑞葉とのコンビとしての掛け合いも読んでいて楽しい部分です。謎めいた雰囲気を漂わせる氷崎瑠衣は、同じ船で合流した女性で、口数が少なく他人を拒むような態度が印象的。島には彼女なりの目的があって来たようで、その秘密が物語の中でどう絡んでくるのかも気になるところです。そして考古学者の兵頭サラは、遺跡調査目的で島を訪れたハーフの女性。天真爛漫な性格ながら怒らせると空手の黒帯が炸裂する、頼もしさと愛嬌を兼ね備えたキャラクターです。この4人がそれぞれの思惑と背景を持ちながら同じ危機の中でどう動くのか——キャラクターを追いながら読み進める楽しさがしっかりと詰まっています。
ジャンルは女主人公を中心とした拘束・閉じ込め・トランス/暗示系の内容で、洗脳や調教、監禁といったシチュエーションが丁寧に描かれています。シチュエーションの種類を挙げてみると、
といったラインナップになっており、かなりバリエーション豊かです。また、首絞めや噛みつきといったリョナ表現も含まれているため、そちらが苦手な方は事前にご確認されることをおすすめします。ダークな描写を好む方には、サークル自身が「過去作よりも過激な表現が増えた」と言葉を添えているのが、ひとつの目安になりますよね。
エロ面の充実度も見逃せないポイントです。基本CGは48枚(立ち絵を除く)で、シーン数は150以上という大きなボリュームを誇っています。シーン数150以上というのはかなりの数字で、プレイしながら「まだこんなシーンがあったのか」と驚く場面が続くことでしょう。戦闘パートはアクション風味のシンプルな設計で、難しい操作が苦手な方でも取り組みやすい作りになっています。スマホでさっと起動できる手軽さと、がっつり読み込める物語・シーン数の充実度が両立しているのは、スマホゲームという形式ならではの強みといえるかもしれません。
販売数は143本を記録しており、孤島サバイバルという独自の設定と、個性の立ったヒロインたちの存在が、コアなファンにしっかりと届いていることが伝わってきます。薬物・縄・蝋燭といった要素も絡んだ重厚なシチュエーション群と、手に汗握るサバイバルの緊張感が互いに引き立て合いながら、最後まで目が離せない体験を生み出しています。
噛まれたらもうおしまい——そのタイトルの響きが頭の中でじわじわと広がっていくうちに、ぜひ自分の手でその結末を確かめてみてください。あの孤島の夜が、しばらくの間あなたの記憶に居座り続けるかもしれませんよ。
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