こんにちは。今日ご紹介するのは、『忌子』です。
ファッキンフェアリーさんが制作したスマートフォン向けの鬼畜RPGで、アニメーションと絶叫ボイスを組み合わせたリョナ表現に全力で向き合った一作です。DLsiteでは532本を売り上げ、46件の評価から4.11点という確かな支持を集めています。ハードな表現を扱う作品としては、これだけの数字が揃うというのは、それだけ「期待に応えてくれた」と感じたプレイヤーが多かった証拠ですよね。
本作の物語は、ある都市伝説の語り口からひっそりと幕を開けます。山奥に捨てられた子供がいた。酷く醜い見た目を持ち、親からは「忌子(イミゴ)」として閉じ込められ、人とも思えぬ扱いを受け続けたという。名前さえ与えられなかったその存在が、深い恨みを抱えながら今もなお山の中で生きていると——。そんな薄暗い都市伝説が語られた直後に、物語は現代へと切り込んでいきます。プロローグの静かな筆致が、これから始まる凄惨な展開への橋渡しとして機能しており、雰囲気の作り方がとても丁寧だと感じます。
ジャンルに目を向けると、「閉じ込め」「命令/無理矢리」「合意なし」「リョナ」「血液/流血」と、かなりハードなワードが並んでいますよね。鞭打ち、拘束、首絞め、切断、電気責め、巨根による凌辱といった拷問・陵辱描写が、アニメーションと声優陣のリアルな音声とともに畳み掛けてくる構成になっています。見る人を選ぶジャンルであることは間違いありませんが、その表現に真摯に向き合い、妥協なく仕上げてきたサークルの姿勢は、評価点数にもしっかり反映されていると思います。
登場するキャラクターたちには、それぞれ丁寧な背景設定が用意されているのも印象的です。
それぞれが明確な個性と生活を持っているからこそ、その対比としての凄惨なシーンがより一層重く響いてくる構造になっています。単に極端な描写を並べるだけでなく、キャラクターへの愛着や背景描写に気を配っている点に、サークルのこだわりを感じますよね。
スマートフォン向けに最適化されているため、アニメーションや声のクオリティがしっかり活きる仕様になっています。また、シーンをすぐ確認したい方のために回想部屋への裏技アクセスも用意されており、じっくり楽しみたいプレイヤーへの配慮も忘れていません。
鬼畜・リョナジャンルに慣れ親しんでいて、アニメーションと絶叫ボイスの完成度にとことんこだわりたいという方には、手に取る価値のある一作です。ぜひその世界観を体感してみてください。
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